どんな得があんの?ゴルフスイングで「ヘッドを感じる」って言いますが…
どうも、ヒデユキです。
今回は、ゴルフスイングにおいて
”ヘッドを感じて振る”
ということの真相を
ド素人ながらに考察していきたいと
思いますので、よろしくお願いいたします。
練習場にしろ、ラウンドにしろ
スイングするときに
あなたは何を考えながら
スイングしていますか?
練習場なら、
今の自分の課題やレッスンの進捗具合によって
意識しているポイントは様々でしょう、
・軸を意識してみる
・足の使い方を意識してみる
・足といっても回すのか
真正面に向かたままの意識なのか?
・腕の使い方を意識してみる
・腕といってもピンポイントで肘とか手首とか
・体が開かないように
・ヘッドアップしないように ……
まぁ、意識しだすといくらでもできますし
意識できるといっても、
1回のスイングにつき、出来て2つでしょう
あくまでわたしの場合ですが…
出来るゴルファーなら同時に3つとか
こなせるのかもしれません^^;
ですが、バックスイングで
・手を使わずにまっすぐ30cmひく
・アーリーコック気味で
・この高さで肘をたたんで
・しかも右膝は真っ直ぐむけたまま
こんだけを同時にこなすなんて
スーパーサイヤ人以外は到底無理でしょう。
総じて、スイングで意識するところ
というのは今挙げたような
自分の中の要因ではないでしょうか?
上手く打てない時ほど
そんな迷路に迷い込んでしまいがちです。
そんな時は、今回のお題にあるように
”自分の体をどう動かすか”
というところから一旦離れて、
”ヘッドを感じながら振る”
というところに立ち返る必要があります。
よくゴルフ雑誌でも書いてありますよね、
”ヘッドを感じて”
というフレーズ、
確かにこれは大切なことです、
体の中の細かいことを考えるよりも
意外なほど多くの効果が発揮されます、
クソド素人の私が
勝手に思っているだけですので
信憑性は疑わしいですが^^;
その効果としては
・グリッププレッシャーが適切になる
・リズムが良くなる
・トップで間ができる
”そんなことか、ショボいな”
というお叱りも受けそうですが
これは本当に効果絶大です、
練習場でも上手いゴルファーさんは
スイングリズムが良いです、
上手くあたらないゴルファーほど
腰の使い方など考えすぎて
リズムのことなど気にも留めません。
騙されたと思って
素振りでも良いのでヘッドを感じながら
振ってみてください、
それだけで上の3つのポイントが
同時に得られます、
”一石三鳥”です。
まずは、
”グリッププレッシャー”
ですが、当然ガチガチに握ってしまっては
ヘッドの重さなど感じ取れません。
かと言って、
”ユルユル過ぎる”
というのもいただけません、
よく
”本当にスッポ抜けるくらい超ユルユルに握れ”
とも言われますが、
私は超ユルユルには握りません、
”超ユルユル”
ということが不自然だと思うからです。
よくアドレスでも
”グリップする位置は前傾して
両手をダランと降ろしてブラブラさせて
交わるところ”
と言われます、それは、
そこが自然なポジションだからですよね?
グリップの”ウィーク、フック”にしても
腕を自然に垂らしたら、
手の甲が約45°斜めを向くのが
自然な向きであるから
フックグリップがごく自然な形なのでしょう。
屁理屈かもしれませんが、
”ユルユル=不自然”
ではないでしょうか?
自然に持てば
ユルユルになんてならないでしょう。
人間は、
今までの経験と目から得た情報によって
力加減を無意識でコントロールしています。
例えば、
ゴルフクラブを両手でいつものようにグリップして
持ってみてください。
そのクラブを垂直に立てて持てば
軽いですが
クラブを水平にすれば重たいです、
水平にした時に
クラブを支えるだけの力加減は
勝手に脳みそが判断しているはずですし
その時、まさにクラブヘッドの重さを
感じているはずです。
そこからわざわざ、
グリッププレッシャーをユルユルにするなんて
不自然極まりないと思うのですが…
”グリッププレッシャー”
なんて余計なことは考えずに
クラブヘッドの重さを感じ取って
ただ持っていればよいのです、
打つ前にワッグルするのは
そんな為でもあるのです。
それに深めのラフや逆目のラフから
打つときにはしっかりと強めのプレッシャーで
持たなければダメなのではないですか?
普段ユルユルグリップで打っていたら
そういったラフからのショットが打てなくなりますよ^^;
そして、
”リズムがよくなる”
”トップで間ができる”
この2つは連動しています、
”間がある=リズムが良い”
ということだからです。
これも理屈ではなく
実際、素振りしていただければわかりますが、
初めは
”9時-3時”
くらいの小さい素振りで構いません。
バックスイングから9時まで上げていって切り返し、
3時のフォローまで、
そこからまた9時のトップまで
そしてまた3時まで、
と言った具合に連続で何度も
素振りしてみてください、
もちろん
”ヘッドの重みを常に感じながら”
です。
ある程度ゆっくり振らないと
絶対にヘッドの重さを感じ取れませんし
切り返しで間がないと切り返しからフィニッシュまで
ヘッドの重さが感じ取れないはずです。
間違えていただきたくないのは
コレをやる意味は
”自分から間をつくったり、ゆっくり振った結果、
ヘッドの重さを感じる”
ということではなく、
”ヘッドの重さを常に感じ取りながら
連続素振りすることで
自然な間、自然なリズムが得られる”
というところです。
慣れてきたら、
その連続素振りで
一定のリズムで5・6回ほど素振りをして、
最後の一振りで実際にボールを打ってみてください、
ビックリするくらいクリーンヒットするはずです(爆)
この練習をしていただければ
”腰回し、ボディーターンがいかに
必要ないか”
ということも実感出来ます。
切り返しで腰を回したり
体重移動をしていったりすれば
その瞬間ヘッドの重みが消え去るはずです。
それが”魔の振り遅れ”です、
振り遅れてクラブが寝るので
ヘッドの重さが感じ取れなくなるのです。
そして、一般的は良いイメージがある
”体とクラブが同調したスイング”
ですが、コレもダメなことに気付かされます。
先程の
”9時-3時”
をヘッドの重みを感じながら連続素振り
する練習ですが、
それを今度は、
体の前にクラブヘッドをキープしながら
やってみてください、
つまり同調させるのです、
当然、上半身を回さないと
体の前にヘッドをキープできません
ヘッドの重さは感じ取れるとは思います。
どうでしたか?
ただ単にヘッドの重さを感じて振っていた時の方が
9時の位置と3時の位置で
クラブヘッドが重たいと言いますか
ヘッドに引っ張られる感じがあるはずです、
同調スイングはヘッドの重さが変わりませんし
引っ張られません。
要するに
”同調スイングはヘッドスピードが出ない”
ということです、
同調といえば、
体幹で打っているイメージが湧いてきそうですが、
実際はクラブヘッドを先行させていった方が
圧倒的に飛距離が出ます。
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同調スイングがダメ、
と言ってしまいましたが、
それは、ノーマルショットにおいての話です
アプローチショットなどは
同調スイングの方が優れています。
以上、
”クラブヘッドを感じ取れ”
という真意を探ってみましたが
ラウンド中はなるべくスイングのことは
考えたくないものです、
そんな時にこのコトバを思い出して
いただければ、
と思います。
ルーティンの中に
”ヘッドを感じる素振り”
を入れていただいても良いですし
実際打つ時もヘッドを感じていれば
打ち急ぎもなくなります。
実際に打つときは、球に当たりますし
もっとスピードが出ますので
インパクト以降は
重さを感じ取ることは難しいですが
スイングなんて切り返したらほぼ終わりですから
切り返しまでヘッドを感じていることができれば
あとは腰回しスイングさえしなければ
スイングはほぼ成功です、
スピードが出た分、
ヘッドが勝手にフィニッシュまで
連れて行ってくれます。
ご質問、ご相談などありましたら
いつでも気軽にご連絡いただけたらと思います。
YOUTUBEなどいくらでも無料で情報が手に入る時代、
情報を取捨選択するのもまた 難しい時代と言えます。
ゴルフはナイスショットが打てると本当に気持よく、
練習のやりがいもあるというもの
ナイスショットのお手伝いができれば何よりです。
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