ゴルフ工房でも安心できない!!正しいクラブセッティングとは?②
どうも、ヒデユキです。
今回は、前回の続きで
正しいクラブセッティングについて
お伝えしていきたいと思います。
前回は自分に合ったクラブを探していく
といったテーマでお伝えさせていただきました。
こういった方こそ気をつけてください
・私のクラブはメーカーで
ライ角調整してもらっているから大丈夫
・ゴルフ工房で組んでもらってるから完璧!
この文章を読んでくれているあなたには
知っておいてもらいたいので正直にお伝えします、
はっきり言ってそれこそキケンなのです。
クラブが自分に合っていると思っている分
何も知らないより余計にキケンなのです。
特に大手メーカーが個人に合わせて
調整したというアイアンセットなどは
本当に適当な仕上がりです。
ライ角についてですが、
日本人の平均的な体格であればライ角は
4番アイアンで60°を基本として調整していき
1番手毎に0.5°ずつ角度が大きくなります。
これがメーカー組み上げの
しかも個別オーダーされたセットであるにも関わらず
ライ角がうまくフローしていない
なんてものはザラにあります。
私行きつけのゴルフ工房の店主が言っていたので
間違いありません、その様なクラブも
見せていただきましたし
実際、この工房にお世話になるまで
使っていた私自身のアイアンセットがそうでした。
その店主はいままで何百セットと持ち込まれた
アイアンを見てきた中で
・ロフト角
・ライ角
・長さ
・重量
・F.P値
・シャフトの振動数
これらの数値が完璧にフローしていたものは
たった1セットしかなかったとお話してくれました。
ライ角がうまくフローしていないというのは
例えば、
4I:59°
5I:60°
6I:60.8°
7I:61.5°
8I:61.5°
9I:62.9°
このように、0.5°刻みになっていないということです
この場合だと7Iだけがまともな数値です。
7Iで真っ直ぐな球が打てる場合
4I・5Iはつかまりが悪くスライス気味
6Iはまだマシ、8Iもつかまらない
9Iはフック気味、となってしまいます。
こんなものはまだマシで、大きくなっていくはずの
角度が減っている^^;
といった組み立て方をされた、残念極まりない
アイアンセットも多数あるのです。
ロフト角も同様です、大手メーカー品などは
本当に適当で、通常ロフト角は4°ずつ
フローしていくものですが
(3・4・5番などロングアイアンでは3°ピッチ)
このピッチが2°とか6°とかそんな精度の
ものばかりです。
1番手間で10ヤードから10数ヤードを
打ち分けていかなければいけないのに、
これでは番手間の距離など出せるはずもありません。
そんなクラブで練習して果たして上達できるでしょうか?
気持よく振り切れたのに、球が曲がっては
気持ち悪いし、スイングに悩んでしまいませんか?
ある番手だけいつも引っ掛ける、はたまたある番手は
スライスしていく、それがきっかけでラウンド中に悩んで
全ての番手があたらない、そんなことないですか?
完璧に組まれたクラブでないと自分のスイングは
どこが良いのか、悪いのか解決しようもありません
同じスイングをしても
番手を持ち替えた途端に球が曲がるのですから…
次の記事→これが現実の数値
ご質問、ご相談などありましたら
いつでも気軽にご連絡いただけたらと思います。
YOUTUBEなどいくらでも無料で情報が手に入る時代、
情報を取捨選択するのもまた 難しい時代と言えます。
ゴルフはナイスショットが打てると本当に気持よく、
練習のやりがいもあるというもの
ナイスショットのお手伝いができれば何よりです。
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