大手メーカーのゴルフクラブの中身を完全暴露!②
どうも、ヒデユキです。
今回も引き続き、大手メーカー組み立ての
ゴルフクラブの真実をお話させて
いただきたいと思いますので
よろしくお願いいたします。
前回はシャフトへの鉛の詰め物の
お話をさせていただきましたが、
それの何がいけないかということです
「バランスを合わせてあるから良いのでは?」
「振り心地に影響ないでしょ」
とも考えられますが、そうではありません。
数字上のスイングバランスは確かに
揃うかもしれませんが、問題は
クラブフェイスの芯の位置がずれてしまう
ということです。
元々、フェイスの中央に芯がくるように
設計されているわけですから
シャフトへ詰め物をすることで
ネック側の重量が増え
芯がそちらへずれるということです。
これではフェイスの中央でヒットしたにも
関わらず、結果として芯を外したショット
になってしまい、飛距離のロス
曲がりの原因になるのです。
そしてさらに酷いのはドライバーです
現在、販売されているドライバーには
まず、間違いなくカーボンシャフトが装着されています。
カーボンシャフトというのは
薄いカーボンシートを
何重にも巻いて完成させていくので
スチールシャフトに比べると、内径が狭いのです。
ご存知通り、シャフトは先端へ行くほど
細くなっていますので先端部はより内径が
狭くなっています。
ということは、シャフト内部で鉛調整をする際
スチールシャフトに比べ
細長い鉛を使用することとなります。
シャフトは組み立てる際には
ヘッドのネックへ35~40mm程
シャフトの先端を差し込みます、
この35~40mmに対し、ひどい場合ですと
10mm以上も鉛を詰め込んであるものがあります。
つまり、ホーゼルよりもソケットよりも上部にまで
鉛が入っているということです。
想像ででも判ると思いますが、
そんなことをすればシャフトのしなり方から
変わってきませんか?
もちろんヘッドの重心もずれますし…
そんなクラブで上手に打つ練習を
すればどうなるのでしょうか?
考えてみてください。
そして、次にシャフト自体の問題です
よくアイアンセットのアスリートモデルに
使われている、某トゥルーテ◯パー製の
シャフトですが、あれはほとんどが
真っ直ぐの棒ではありません。
目視レベルでは流石に判りませんが
専用の機材で見てみるとその曲がり具合は
ドン引きレベルです。
実際私のアイアンセットがそうでした、
9Iが激しく曲がっていましたね。
この曲がり具合がどの方向に刺されているかによって
しなり方が当然変わります。
適当が持ち味の国アメリカ製ですから製品検査が
ゆるいのです、
それに比べ、日本シャ◯トなどはまだマシです、
さすがはMade in Japanとでもいうべきでしょうか。
これらを踏まえると、
そこら辺にあるアイアンセット、つまり
量販店や中古ショップ、ネット通販
適当な仕事をする工房で組まれたアイアンセット。
これらはシャフト先端に鉛が仕込まれ
芯の位置がずれ、シャフトもウネウネで
全番手が同じしなり方をしないセット、
ということですよね。
このようなセットで練習すると
例えば、9Iは普通に打てるが
8Iはちょっと引っ掛けるから、小手先でなんとか
フェイスを開いてみる、
6Iはインパクトのタイミングが何故か合わないから
コースでは封印してしまおう。
なんていう事態に陥ってゴルフが
全く楽しくありませんし
上達もしません。
全番手、同じ振り方をすれば同じタイミングで
インパクトを迎え、同じフィニッシュに収まる、
これが基本であり、クラブに合わせた打ち方を
するものではないのです。
メーカーはゴルフの楽しさを
広めるのが目的ではないのでしょうか?
もちろん、利益あってこその会社ですから
お金儲けは大切です。
しかし、広告で散々煽っておきながら
シャフトにそんな細工をしていては
商品自体が台無しです、
せっかく苦労して設計したヘッドなのですから
その良さを知ってもらおうとは
しないのでしょうか?
メーカーだけの話ではありません
我々ユーザーが完璧に打てないのを
良いことに、適当な仕事をするゴルフ工房が
存在するのも確かなのです。
うまく打てなくてもそれは
「腕が悪いからだ」
といわれれば、そうなのかもしれません。
実際私のクラブは中古ショップで
購入しましたが、どこかのゴルフ工房で
作られたものでした、
中身は言わずもがな、ですよね。
もし、自分で使うクラブを組み上げるとき
そんなことをするんでしょうか?
絶対にしないはずです。
あなたがお使いのクラブはどうでしょうか?
「何故か、これだけうまく当たらないんだよな~^^;」
そんなクラブセットではないですか?
もしそうなら、それはあなたのせいでは
ないかもしれませんよ。
ご質問、ご相談などありましたら
いつでも気軽にご連絡いただけたらと思います。
YOUTUBEなどいくらでも無料で情報が手に入る時代、
情報を取捨選択するのもまた 難しい時代と言えます。
ゴルフはナイスショットが打てると本当に気持よく、
練習のやりがいもあるというもの
ナイスショットのお手伝いができれば何よりです。
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