2chでも炎上?吉本巧「吉本理論」アイアン編の真の評判は?
どうも、ヒデユキです。
今回は、1軸左肩打法が話題の
吉本巧「吉本理論」について
評価・レビューしていきたいと思います。
・特定商取引法に基づく表示
会社名:株式会社Real Style
代表取締役社長: 鍵谷 健
所在地:〒635-0061
奈良県大和高田市礒野東1-10上田ビル5F
電話番号:0745-52-2544
著者:吉田 巧
・内容
DVD4枚セット
Disk1 アドレス⇒バックスイング
Disk2 テイクバックの動き
DIsk3 テイクバックからトップ
⇒ダウンスイングの始動
Disk4 トップからダウンスイング
⇒インパクト
計192分
・中身
レッスンプロである吉本巧プロによる
レッスンDVDで、彼が全くのゼロから
生み出したという吉本オリジナル理論に則って
展開される。
流れとしては
スイング時の上半身の軸について
↓
バックスイングでの体重移動の仕組み
↓
バックスイングの首の付け根の出っ張った骨の説明
↓
バックスイング時の体重移動
↓
バックスイングをあげる3つの方向
↓
2モーションバックスイング打法の上げ方
↓
トップのポジションでの間
↓
バックスイングの理想的なコックの作り方
↓
ダウンスイングの始動時の左肩打法
左肩を移動させる方向
↓
左足を軸足にする説明
↓
理想的なインパクト
↓
ダウンスイングの腰の回転
といった流れでレッスンを受けていきます。
全くのゼロから考えられた理論ということで
期待が持てそうです、今までの理論とどこが
差別化されているのか?
どの辺りが新しい理論なのか興味津々です。
・総評
全くの新しい理論ということですが
ゴルフの歴史は14世発祥と言われていますし
日本においても1903年に
「神戸ゴルフ倶楽部」
が設立されているので、もう100年以上もの
歴史があるわけです。
そんな中での全くゼロからというのは
まさに歴史的発見といっても良いでしょう。
まず彼のプロフィールですが
ゴルフ修行のため14歳で単身渡米
ジュニア時代には宮里優作選手や
貞方章男選手らとともに活躍されていた
ようです。
そんな中で、渡米中に従事していたコーチの
ジョン・ブラッドリー氏との間に不穏を抱き、
夢半ば選手としての道を諦め、
レッスンプロへと転向されたようです。
そして、レッスンプロとして四苦八苦するうちに
気づいたそうです。
これを基にいかなる生徒をも
正しい方向に導くことができたそうです。
ド素人の私からすると
”4,800もあるのかな”
と感じてしまいますが…
そんなに、考えなくても
腕の使い方を練習するのが
上達への近道ですし。
仮に4,800もの動きがあったとしてそれらが
個々のスイングによって組み合わされていくわけですから
それらをトータルしてうまい方向に修正していくなど
私などにはとても手に負えません。
そして、スイングの一連の動きの中で
特徴的といえそうなのが
”バックスイングの首の付け根の出っ張った骨”
”2モーションバックスイング打法”
”ダウンスイングの始動時の左肩打法”
この3点ですがこの時点で既に
”全くのゼロから”
という触れ込みに関しては”?”
が点灯です。
グリップからアドレスから、なにか
面白いことを学べるのかと思ったのですが…
そのあたりは普通の一般理論でしたね
それでは、まだ幾分特徴的であると思われる
ところから評価していきたいと思います。
ます、
”バックスイングの首の付け根の出っ張った骨”
ということですが
こちらなのですが
少々”首の付根の~”を連呼し過ぎで
”イラッ”ときたのは私だけでしょうか?
要するに軸の意識ということで
首の後ろを軸に考えるなんて理論は
それこそ腐るほどあります。
ただ”首の付け根の出っ張った骨”
と言い回しを変えただけと感じてしまいます。
私自身、ド素人ですので
その出っ張りを意識すれば
なにか道がひらけるのか?
その秘密にまではたどりつけませんでしたが…
そして次に
”2モーションバックスイング打法”
これも最初のテークバックは体の回転で、
つまりクラブが腰の高さまで上がってくるまでは
体の回転で、そこからトップまでは腕を使って
上げていく、といったものです。
と言いますか、腰の高さからトップまでは
腕を使わないと100%上がりません
4,800もの動きに気づいた割には
ごくごく当たり前の上げ方だとは思いましたが。
これも”2モーション”とそれっぽく表現しただけで
このバックスイング自体も腐るほどある理論です、
2モーションにすることで、プレイヤーによっては
リズムも悪くなってしまいます。
この2本線も、もう見飽きましたよね^^;
・どこを軸に捉えるか
・足を積極的に使うのか
・腕の収まる位置が高いか低いか
バックスイングはほぼほぼ、
このポイントの組み合わせに過ぎず
あとはアドレスによって変わってきますし
そもそも、スイングプレーンなど
ほぼほぼ考えなくて良いです。
そして次に
”ダウンスイングの始動時の左肩打法”
についてですが、
”切り返し時にまず左肩を
飛球線と平行に真っ直ぐ動かす”
といったもので、吉本理論の中枢部分
と言えるかもしれません。
これは要するに
”身体の開きを抑える”
ためのもので、そのために左肩を
意識するといったものと思われますが
これのどこが新しい理論なのか理解不能です、
こんな切り返しは、雑誌で何回も見てきました。
私の理解が浅はかであれば
すみません…
身体の開きとは上半身がインパクトを迎えるまでに
飛球線方向に向いてしまう状態、
肩のラインが飛球線のラインより
大きく左を向いた状態になること言います。
プロゴルファーにおいては
インパクト時の飛球線と肩のラインを比較した場合
ほんのわずかに肩のラインが
左を向いている状態になっています。
これは私の場合ですと、
”胸を右に向けたまま左腕を旋回させる”
というイメージで練習していますし
(私は右打ちです)
モロに頭ごと右に向けた状態で腕を旋回させる
などといった練習をしています。
つまりこれも、意識する箇所をどこにおくか
といった理論なだけで、特に目新しいものでは
ないと感じましたし、
おそらく、この教え方では振り遅れます。
実際、個人々々によって意識しやすいポイントと
そうでは無いポイントが存在するので、例えば
教え魔上司に”胸を右に向けて打て”
と教わり、それがうまくいかず、
ゴルフレッスンに通って、そこの先生に
”左肩を真っ直ぐ動かしてね”
と教わりそれで開眼した、
なんていう話はよくあることで
その逆もまたしかりです。
以上、トータルして理論としては
まぁまぁ解りやすいですし、正しいものである、
と感じましたが、特に目新しいものもなく、
スイングの核心に迫っていません、
今まで腰の回転打法や手打ち批判の
理論でうまくいかなかったようなゴルファーが
参考にされても、上達は難しいと思いました。
個人的な感想として、
・まともにあたらない
・スライスもフックもでてしまう
・昨日の打ちっ放しでは神が降りてきてたのに(笑)
といった悩みを根本的に解決するには至らない、
と思います。
これが2、980円とかなら特に批判もしませんが
19,800円出して全くのゼロから考えられた理論
に期待して購入するわけですからね…
さらに関西人の私としては、色々と
突っ込みどころが満載でしたので一応…
からの
雑誌批判は賛成ですが、
後ろ盾が欲しいのかどっちなのでしょう?
本質的には、雑誌に載っていることしか
言ってませんし^^;
からの
まとめてくれよ^^;
間に”まだ続けますか?”などといれてくるあたり
わかってらっしゃいますね。
ご質問、ご相談などありましたら
いつでも気軽にご連絡いただけたらと思います。
YOUTUBEなどいくらでも無料で情報が手に入る時代、
情報を取捨選択するのもまた 難しい時代と言えます。
ゴルフはナイスショットが打てると本当に気持よく、
練習のやりがいもあるというもの
ナイスショットのお手伝いができれば何よりです。
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