これも沼?安楽拓也Perfect Swing Theory2の評価はどんな?

どうも、ヒデユキです。

 

今回は、ドラコンチャンピオンで有名な

安楽拓也プロの

「Perfect Swing Theory2」について

評価・レビューしていきたいと思いますので

よろしくお願いいたします。

 

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「Perfect Swing Theory2」

・特定商取引法に基づく表示

会社名:株式会社Real Style

代表取締役社長: 鍵谷 健

所在地:〒635-0061
奈良県大和高田市礒野東1-10上田ビル5F

電話番号:0745-52-2544

著者:安楽拓也

 

・内容

DVD7枚組

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Disk1

「さらに進化!飛ばしの理論」

思考の変革 飛距離アップへの覚醒

 

Disk2

「さらに進化!飛ばしの理論」

思考の変革 実践レッスン

 

Disc3

「飛ばしの理論2」

400オーバーの秘密

 

Disk4~7

特典 一般ゴルファーの加速的な

飛距離アップレッスン1~4

 

・中身

Disc1

・アドレスとスイングの考え方

・ヘッドスピードとボディスピード

・ヘッドスピードの上げ方

・1、2、3のリズム

・スタンスの限界幅

 

Disc2

・右肩が突っ込む癖の矯正

・輪ゴム矯正法

・懐中電灯矯正法

・ヘッドスピードを上げる方法

・ミート率を補う方法

・テンポと飛距離

・アドレスの重要性

 

Disc3

・1、2、3リズムの発展形

・アドレスの作り方

・「矢印」アドレス「ト」アドレス

・ヘッドスピードとテークバックスピード

・スイングスピードの限界値

・懐中電灯を使ったスイング矯正

・家でできる練習方法

・重心を下げることと飛距離の関係性

・グリップを握る強さと飛距離の関係性

・安楽流アイアンのコントロール法

・素振り練習

・調子の悪いときの見分け方

 

Disc4~7

・一般ゴルファーの陥りやすいポイント

・アドレスとスイングの矯正ポイント

・個別レッスンによる練習

 

・総評

安楽拓也選手といえば

御存知の方も多いのではないでしょうか?

有名なドラコンプロです。

 

その飛距離400ヤードオーバーというのですから

意味不明です(笑)

当然使っている道具が我々とは別物ですし

スイング以外の部分も飛ぶ要因は高めてきていますが

それにしてもエグいです。

 

ところで、彼のスイングをご存知でしょうか?

 

 

私も最初びっくりしました、

そんなにボールをしばいているように見えません

むしろ美スイングともいうべきかもしれません、

実際、ドラコン競技の時のスイングも

この感じです。

 

 

ドラコンといえば

オール巨人の息子の南出選手や

ムキムキの脱ぎたがり(笑)和田選手が有名ですが、

彼らは”いかにもドラコン”

といったスイングでかなり叩いているように

見てとれます。

 

日本男子プロで

ゆったりリズムの飛ばし屋といえば

宮本勝昌プロが有名ですが、

ゆったりと言っても”リズム・テンポ”が

ゆっくりなだけでヘッドスピードはまた別物、

ということが思い知らされます。

 

やはり、

・リズム

・バランス

・タイミング

・腕の使い方

細かい振り方の理屈は別として

スイングにおいて、この4点が重要である

ということは再認識させられました。

 

まぁ、そんな前置きはさておき

肝心のDVDですが、飛距離アップに

特化した内容ではありますが、

スイングの基本的なところは

かなり学べるものだと感じました。

 

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そのへんに転がっているク◯みたいなDVDと比べて

アマチュアゴルファーが意外と気にしない

アドレスの重要性や

リズム感にも、結構触れられていて

参考になるところは多いと感じます。

 

それでも

・スコアが伸びきらない(100切りくらい)

・スコアが安定しない

といったゴルファーとっては核心の部分が

少し足りないようにも感じました。

 

まず、ドラコンプロということで

やはり、飛距離に特化した内容ですので

・アプローチについての内容

・傾斜地別の打ち方

・パター練習法

などの内容はありませんので、

スコアアップ目的というよりは

”スイング基礎固め”といったところが強いです。

 

そのあたりを理解した上で購入されるのならば

条件つきでオススメではあります。

 

その条件とは、

”腕の使い方ができている”

というプレイヤーですね。

 

”腕の使い方”と言っても

いわゆる手打ちスイングの練習をされる方

ベタ足スイングで引っ掛け球を打つ練習

などを実践されている方で、

その概念を理解されている方なら

購入されて、さらなる飛距離アップのヒントを

見い出せるかもしれないとは感じました。

 

もっとも、そこまで理解が深い方なら購入する

必要もないかもしれませんが…。

 

安楽選手といえば

足の踏み込みで打っていくスタイルです、

私も一時期練習していました。

 

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もの凄くザックリ言いますと

アドレスさえしっかりと完成させておけば

足の踏み込みによって股関節が決まり

あとは腰が勝手に回って、

勝手にボールにあたるでしょ、

というスイングですね。

 

これは、紛れも無く正論で、

しかも、かなり核心をついています、

勝手に当たるスイングこそ理想のスイングです、

それにはアドレスの完成度が重要です。

 

ぶっちゃけ、アドレスさえしっかりとしていれば

スイング理論など結構どうでもよくて

気楽にリズムよく振れば

球にクリーンヒットできるものです。

 

日本の雑誌の弊害って、

やっぱりアドレスとかを抜きにして

様々な練習法などを伝えていることでしょう。

 

当たる位置に構えずに練習しても

結局、練習の時点でダフリ、トップを

繰り返すだけです、その結果

 

”もうヤダ”

”どうやったら芯にあたんねん^^;”

”ほんまゴルフやめたんねん”

 

といった悲劇を招きます。

 

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安楽プロもおっしゃっていますが

”当てるスイング”ではなく

”当たるスイング”

これは非常に重要です。

 

一つの目安としては、当たるスイングは

フィニッシュが決まります、

フィニッシュで完全に静止して

ボールの行方を見守ることができます。

 

一方、当てに行くスイングでは

クラブヘッドが行きたがる方向とは

違った方向にベクトルが働くので

フィニッシュで収まるべきところに

収まらず、フィニッシュで静止できません。

 

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ボール位置にしても、

よくドライバーは左かかと線上といった

マニュアルを見ますが、

このDVDでは好きなところにおいて良い、

ということです、

あくまで、

自分のスイングの最下点ありきですから

当然のことなのですが

この辺りも私は賛同できます。

 

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そして、当たるところに構えたら

あとはとにかく動けば良い、

ということですが

ここで安楽流スイングの核心とも言える

”リズムを使った足の踏み込み”

を使って振っていくわけです。

 

最初は、かかとを踏み込んでいき

それに慣れてきたら、膝で踏み込む意識

そして最終的には、

股関節で踏み込んでいく意識で振っていけば

ごく自然なスイングに見えますし

飛距離も出てくる、ということです。

 

ここの部分が、私の中で引っかかりました、

やはり、幼い頃からゴルフをやっていると

腕の振りが自然と身について

フェイスローテーションや

アームローテーションが

既にできてしまっているんです。

 

それ故、教える立場に立ったときに

我々のように大人になってから

ゴルフを始めた一般アマチュアとの間に

再現性のズレができてしまいます。

 

これが日本人がゴルフがうまくならない理由です。

雑誌にはそんなこと書いてませんから…

 

そして、振り遅れの原因は、

ほぼほぼここに詰まっています。

 

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この画像では、意識の中では

むしろ手打ち感覚の(誤)の方が

アマチュアゴルファーにとっては

結果として正解に近いです、

わかる人にはわかります。

(正)の身体感覚で振ると、振り遅れてしまう

可能性が非常に高いです。

実際、私はそうでしたし。

 

”手打ちをしろ”

と言われれば

”はぁ、手打ち?あんたバカァ?”

となるのでしょうが

”アームローテーションしていきましょう”

と言われれば

何かちょっとよさ気な雰囲気を

醸しだしていないですか?
アームローテーションを学ぶならコチラ

 

ただの言葉の持つイメージだけの問題です、

私の中では、これらは同義語ですが。

 

ですから、やはり

最初に練習すべきは

手打ちです、

カッコ良く言えば

アームローテーションですが。

 

これで引っ掛け球を打つ練習を

していくのです、

この練習は引っかかれば正解なのですが

おそらく、ほとんどのアマチュアゴルファーは

引っ掛けることができません、

クラブの芯に当たることも大切です。

 

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完全に手打ちする意識が大切です、

腰や肩を飛球線と平行に保つ意識が

成功の鍵です。

 

私は練習場では、まずこの練習から入ります

本当にそれくらい重要です。

 

これができないと、いわゆる

”つかまった球”

が打てません、

スライスで飛距離もでません。

 

それにこの練習は一見、下半身を全く使っていない

ように見えますが、

実はめちゃめちゃ使っています。

 

何も考えずに打っていると絶対に

腰が回ってしましいます

それを止めているわけです、

腰の回転をストップさせるための力を

めちゃめちゃ使っているのです。

 

逆に言えば、腰なんてある程度は

勝手に回るということが理屈でなく

理解できると思います。

 

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練習場で無駄に何百球と打つなら

この練習を永遠にやっていた方が

確実に上達します。

 

話が横にそれてしまいましたが^^;

今回の「perfect swing theory2」

ではそのあたりの解説がどうにも

不足しているように感じましたので

完全に100%おすすめというわけでは

ないのですが、

その他の内容はなかなかのものでしたので

星4つという評価にさせていただきました。

 

また冒頭でもお伝えしましたが

やはり傾斜地からの打ち方なども

勉強できるものでないと

いざラウンドした時に

緩めの傾斜ならなんとか曲がりつつも

打てたりしますが、

傾斜のきついライや複合傾斜のライから

どうやって打ったら良いものかと判断できずに

結局大きなミスショットにつながるものです。

 

飛距離アップに特化した内容ですので

そこまでは欲張り過ぎかもしれませんが

ゴルフは飛距離だけではないことは

あなたが一番身に染みて感じているはずです。

 

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良いスイングをしないと飛びませんし、

飛べば気持ちが良いことも

自分自身の実感として知っています、

それでも、

ゴルフは飛距離を競うスポーツではありません。

 

ゴルフは、総合力が試されるスポーツです、

・ドライバーショット

・アイアンショット

・アプローチショット

・バンカーショット

・締めのパター

・ゴルファーとしてのマナー

 

どれか一つでもかければ

たちまちスコアに影響します。

 

誤解を恐れず言いますが、

全て60点のショットで良いのです

とりあえず全てを60点の内容に持っていけば

スコアは、まとまってきます。

 

とりあえずの戦える状態にしてから

・飛距離を伸ばすもよし

・寄せを磨くもよし

・パター職人を目指すもよし

と、レベルを上げていけば良いのです。

 

今回は、本当に惜しいDVDでした、

くどいようですが、山の様にある

ク◯DVDの中において、数少ない

よいものであったのは確かです。

 

「Perfect Swing Theory2」購入される方はコチラ

 

 

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いつでも気軽にご連絡いただけたらと思います。

 

YOUTUBEなどいくらでも無料で情報が手に入る時代、

情報を取捨選択するのもまた 難しい時代と言えます。

 

ゴルフはナイスショットが打てると本当に気持よく、

練習のやりがいもあるというもの

ナイスショットのお手伝いができれば何よりです。

 

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