超手打ち?チェ・ナヨンのスイングを参考にしてみる
どうも、ヒデユキです。
今回は韓国の美人ゴルファー
チェ・ナヨンのスイングから
日本式レッスンのスイングとの違いを
見ていきたいと思いますので
よろしくお願いいたします。
まず最初に一言。
めっちゃカワイイです(笑)
イ・ボミと甲乙つけがたいですが
個人的にはチェ・ナヨン推しです。
日本ツアーでは見かけないので
ご存知ではない方も
いらっしゃるかもしれません。
実は彼女は
2012年の”全米女子オープン”で
優勝しています、
世界のメジャータイトルですから
世界一の称号です。
その他、米ツアー9勝(2016年5月時点)
その可愛すぎるルックスと
安定感あるゴルフでファンも多いですし
韓国でのスポンサー契約も
エグい数です。
そんな彼女ですが、そのスイングも
超美スイングです、
世界標準とはこのことでしょうか?
とりあえず、一度御覧ください。
ローリー・マキロイはご存知かと
思いますが、彼のスイングは
インパクト周辺で腰が逆に回ることで
有名です。
チェ・ナヨンのスイングをご覧いただくと
分かるのですが、
彼女も同じ現象が起こっています。
(1分40秒あたりの後方からの
スローモーションが分かりやすいです)
この超ワールドクラスの2人が
同じ腰の動きをしているのですから
何か秘密があるはずです。
当然ですが、本人たちは
”インパクトで腰を逆方向に回転させよう”
などとはしていません、
(当然などと偉そうに書きましたがあくまで想像です)
練習場で挑戦してみても
完全に無駄ですのでやめておいたほうが
経済的です(笑)
あるゴルフ雑誌に
”マキロイは腰の逆捻転を使って飛ばしている”
などと、謎極まりない解説があって
思わず呆れ返ってしまいました^^;
もう、雑誌は言いたい放題ですね。
ただ起こった現象を見たまま
適当に書いているだけです、
日本の雑誌様、
いつまでその感じでいくのでしょうか?
と言いつつ、たまに読んでみたりしますが。
話が逸れてしまいましたが
動画についてもうひとつ、
これもスローモーション部分を
見ていただければわかると思いますが
めちゃめちゃ手打ちしているように
見えませんでしょうか?
そう感じるのは私だけでしょうか?
今回は、日本代表として有村智恵のスイングと
比較してみましょう、
下の2つの写真を比較してみます。
上が有村知恵で、下がチェ・ナヨン
インパクト後の
手元がほぼ同じ高さのところにまで
上がって来ている1コマです。
有村智恵といえば日本でも大活躍していましたし
熱狂的ファンも大勢いました、
現在は米LPGAに参戦しています、
是非とも奮闘してもらいたいものです。
2016年6月に帰ってくるみたいですね。
さて、上の2つの画像ですが
日本の雑誌ばりに解説しましょうか、
パッと見た感じ大きく違うのは
・腰の回り具合
・右足のめくれ具合
・クラブのグリップの見え方
そんなところでしょうか?
まず最初に有村知恵から、
彼女は
バリバリの日本式ボディターンスイングです
日本の雑誌の内容を忠実にやったら
ここに辿り着けるかも?
決してディスっている訳ではありませんが。
”身体とクラブを同調させる”
とかいうやつです、
日本のレッスン界では
”腕や手首を使わない”
”クラブは常に体の前”
ということが美徳とされているのは
ご存知の通りです^^;
その結果、画像の通り
フォローサイドでクラブが地面とほぼ平行な
位置まで上がってきた時
グリップエンドが後方から見えません、
これこそが
”日本式スイング”
の特徴の一つです。
確かにチェ・ナヨンと比べると
体とクラブが同調しているように
見えます。
”右足のめくれ”
にしても日本の雑誌なら
”右足の蹴りで飛ばす”
とか書いてますよね(笑)
ゴルフクラブでボールを打つのに
地面を蹴る意味が全くわかりませんが…
と言いますか、
本人たちも別に蹴ってませんしね
ただめくれてるだけですよ^^;
一方、
チェ・ナヨンは韓国式スイングですので
めちゃめちゃ腕を使います、ヘッド打ちです。
いわゆる、アームローテーション(腕の旋回)が
素晴らしすぎますね、
クラブ的に言うとトルクを使う動きになります、
これができて初めて
”ボールがつかまった”
と言います。
飛球線後方から見た場合、
正しい腕の使い方ができていると
フォローサイドで
クラブシャフトが地面と平行な位置まで
上がってきた時、グリップエンドが飛球線後方を
指す動きになります、
また、限りなくベタ足です。
そして何より、体とクラブヘッドが
全く同調していません。
これは、
世界ランキング上位のプロゴルファーに
共通する特徴です、
腰回しやボディーターン、体重移動のような
日本的美スイングなどしていては
絶対にできません。
ジェイソン・デイ
タイガー・ウッズ
リディア・コー
そして、チェ・ナヨンといえばもう一つ
切り返しからインパクトにかけて
顔が完全に右下方向を向いています、
これは体の開きを抑えるためですね
”上半身や腰を回す意識は全く無い”
といえます、
むしろ右サイドでクラブを振る意識が強いのです。
恐らく、画像くらいの腕の位置まで振れば
スイングは終了しています、
あとは勝手にインパクトして
勝手にフィニッシュまで持って行かれます、
”フォローで両腕を伸ばす”
みたいな練習は全く意味がなく
危険ですので
今すぐやめてください^^;
もちろんインテンショナルに
・少し抑え気味に打つ
・スリークォーターで打つ
みたいな打ち方をするときは
インパクト以降もフェースローテーションを
抑えたりはしていますが。
なんとなく
”日本式レッスンのスイングがイケてない”
と少し洗脳され始めたところで(笑)
もう一度、先程の2枚をみてください。
有村智恵は
もの凄く頑張って体全体で球を運んでいるように
見えませんか?
一方、チェ・ナヨンは、まさに
”ヘッド打ち”
ゴルフクラブを上手く
使って球を打っているように見えませんでしょうか?
よくありますよね、
”メディシンボールみたいな重たいものを
体全体で投げる”
とかいう練習ドリル…
あれに励んでいただければ
同調スイングができるのかもしれませんね。
まぁ、どちらのスイングが正しいとか
そんなことはどちらでも良いんですが
私が憧れるのはチェ・ナヨンのスイングです
もちろん、カワイイとかは抜きにして(爆)
韓国人選手のスイングに興味がある
ゴルファーさんなら、
その強さも既にご存知かと思います、
ゴルフ中継でも、
上位に来るのは決まって韓国人選手ですよね、
同じアジア人なのに、
ここまでの差が生まれるのは骨格や体格の
差ではないでしょう、
つまり、教え方の問題です。
以前にレビューしましたが
でも絶対にここにはたどりつけません^^;
何度も言いますが
腰回しや、体重移動など日本の美徳を
意識していては
絶対に韓国スイングは手に入りません、
まず”手打ち”することから始めないことには
絶対にたどりつけません。
あなたも今まで散々、日本の雑誌やメディア、
レッスン教室などで、
”手打ちはダメ!”
”腕を使うな!”
と教わり続けて
ゴルフ脳が洗脳されてしまっているのでは
ないでしょうか?
少なくとも私はそういう風に洗脳されていて
全然上達できませんでしたし…
ならば今まで
”ダメ”
とされてきた手打ちをしてみれば
韓国スイング・ベタ足スイングに
辿りつけるかもしれない、
という簡単なロジックが成立します、
やってみる価値は
大いにあると思いますよ。
この人、ものすごいベタ足スイングです(爆)
実は、日本人レッスンプロですが(笑)
ご質問、ご相談などありましたら
いつでも気軽にご連絡いただけたらと思います。
YOUTUBEなどいくらでも無料で情報が手に入る時代、
情報を取捨選択するのもまた 難しい時代と言えます。
ゴルフはナイスショットが打てると本当に気持よく、
練習のやりがいもあるというもの
ナイスショットのお手伝いができれば何よりです。
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